ゲーム作りにあたって、まずゲームの解像度(画面サイズ)を決めます。

ゲームの解像度が変わるとマップの設計や画像素材のサイズを変える必要があるので、最初にしっかり決めておかないとグラフィック系の作業にいっさい着手できないんですよね。

同時に、操作方法とUIも考えます。

スマホのアクションゲームでよく使われる操作

操作方法は、実際に配信されているゲームアプリをインストールしてチェックしてみました。

行動 操作
移動 画面スワイプまたは仮想ボタン
スキル 画面長押しまたはスキルスロットをタップ
アイテム アイテムスロットをタップ
ジャンプ 上フリック
攻撃 攻撃ボタンまたは画面タップ
回避 左右フリック
ロックオン ターゲットをタップ

戦闘系の行動(攻撃、回避、ロックオン)は実装する予定がないので、別の操作に置き換えられそう。

仮想ボタン型

スマホゲームのUI1 仮想ボタン型
仮想十字キーで移動。
十字キーの中央は決定ボタンとなっていることもある。(攻撃、調べるなど)

十字キーの周辺にはアクションスロットがあり、タップするとアイテムやスキルなどを使用する。

タッチ型

スマホゲームのUI2 タッチ型
スワイプで移動、画面の空いているところをタップで通常アクション(攻撃など)、アクションスロットでアイテムやスキルの使用。
UIが最小限ですむので、画面を広く使える。

スマホゲームのプレイスタイル

縦持ち×片手プレイ

もっとも気軽にプレイできるスタイル。

片手操作のため、アクションの種類を増やしにくい(2〜3くらい。多くても4つ?)
スマホゲームのUI3 縦持ち片手プレイ案1 スマホゲームのUI4 縦持ち片手プレイ案2


スマホゲームUI案 凡例

縦持ち×両手プレイ

折衷案。
スマホゲームのUI5 縦持ち両手プレイ案

横持ち×両手プレイ

PSPなどの携帯ゲーム機で遊ぶのに近いプレイスタイル。

スマホとパソコン両方にリリースするときに横長の画面で揃えられるので作りやすい。

スマホゲームの解像度

検索してみたけど、これといった答えが見つかりませんでした。

スマホのディスプレイの縦横比が16:9または16:10なので、比率があっていればいいのかな?

RPGツクールMVのデフォルトのタイル(1マス)の大きさが48pxなので、単純に9と16をかけて横432×縦768pxにしてみました。
スマホゲーム 画面解像度16:9

パソコンでテストプレイすると、めちゃくちゃ操作しづらい。

全画面にすれば多少マシになる気はします。

プラグインでゲームのゲーム画面の解像度を変えてもエディタは横長のままなので、ちょっとやりにくいかな。

もし次期ツクールがでるならゲームの解像度をプロジェクトごとに設定できて、解像度に連動してエディタの見える範囲を切り替えられるといいんですけどね。

メッセージウィンドウの表示文字数

1行あたり15~20文字で、2~3行くらい。

プラグインでフォントサイズと行間を調整して1行18文字×3行表示にするとこんな感じ。
スマホゲーム メッセージウィンドウ

文字数は少ないほうが見やすいのですが、15文字×2行だとすぐテキストがウィンドウからはみだしてしまいます。

セリフに大幅な制限がかかるので難しい。

ギリギリ妥協できる線がこのくらい。

フォントサイズはYEP_MessageCoreで、lineHeightとcalcTextHeightは自分用のプラグインを作っていじっています。

画面が縦長の場合は、calcTextHeightを調整して行間を広めにすると見やすくなるかも。

項目 設定値
フォントサイズ 22
lineHeight(Window_Base) 48
calcTextHeight(Window_Message) 元処理の1.5倍
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